最近、朝が辛い。
いや、最近どころではない。
毎日辛い。
この歳になって考える。
何故、こうなったのか?
歳を取れば、自然と朝は早起きして、散歩でもしてしまうのではなかったのか。
社会人にとって、「遅刻」は絶対NGだ。
遅刻を連発すれば、今では、発達障害だの、ADHDだの、色々言われる。
私は社会人になって、軽く二桁は遅刻している。
正直、病気である。
小さい頃から私は朝に弱かった。
学校に行くギリギリまで寝ていた。
何なら、通学も親の車で連れて行ってもらっていた。
ずっと寝てた。
朝ごはんは健康に良いという。
私は普段食べることはない。
小さい頃からの習慣で朝はお腹に何も入らない。
勘違いしないで欲しいが、別に複雑な家庭事情ではない。
家族は普通に朝ごはんを食べていた。
私だけが食べなかった。
何故そうなったか分からない。
物心ついた時にはそうであった。
大学生にもなると、午前中は毎日寝ていた。
講義は必修以外は全て午後にした。
こんな生活を4年間続けた。
それが社会人になり、小学生みたいな生活に戻された。
9時始業に間に合うように、家を出る15分前くらいまでギリギリまで寝ている。
起きたら急いで身支度を整え、追い出されるように家を出る。
正直、辛い。
日中は永遠に眠いのだが、不思議と仕事が終わる頃にはめちゃくちゃ目が冴えている。
昼休みはあんなに「家に帰ったらすぐ寝よう」と思っていても、気づけば夜更かしをして、寝るのは深夜2時くらいだ。
きっと私は昼の仕事は向いていないのかもしれない。
本当に何かしらの病気かもしれない。
一般的に、日中働いている人が大多数だと思う。
それが普通である。
夜に働き、生活できる人は何かしら能力が必要だと思う。
だって、普通ではないのだから。
悲しいかな。
私はそんな能力はないと思う。
言ってみれば、ただのやる気のない社会人。
これが私を表すのにぴったりである。