「継続は力なり」
この言葉を聞いた事がない人はいないだろう。
受験勉強が近くなると、耳がタコになるくらい大人たちは言ってきた。
勉強でいうと、「予習→授業→復習」のサイクルを毎日繰り返していくことになる。
当時は、大変だと思いつつも、何とかこなすことができていた。
「志望校」という明確な目標。
「受験日」という明確な終わり。
「テスト」という明確な実力を測る機会。
勉強は、「継続は力なり」という言葉が最もしっくりくる言葉である。
特に「終わり」つまり、「ゴール」があるというのが大きい。
誰しも終わりのないマラソンは辛く感じるものだ。
(部活の時間走は辛かった。5分間、何分経ったか分からない状態で走る。距離にすれば、1.5km程度だが、「1.5km走ったら終わり」より辛かった思い出がある。)
さて、皆さんは今、継続して何かしている事はあるだろうか?
大人になると、継続して何か行うのが大変難しい。
「仕事を毎日している」というのは、ここでは無しとしよう。
(毎日、満員電車に揺られ、仕事に行っているのは大変偉いし、尊敬されるべきであるが)
ここでいう何かは、仕事以外の趣味や目標のようなものだ。
例えば、こういうものである。
「夏までに腹筋を割るために筋トレを毎日しよう」
「英語を話せるように、毎日勉強しよう」
「将来独立するために、イラストを毎日投稿しよう」
毎日とは言わずとも、平日だけ、週三回でも構わない。
そういうものがあるだろうか?
そして、それを継続できているだろうか?
当然、私にも”あった”。
腹筋を割ろうと筋トレをしてみたり。
某ぼっちのアニメを見て、ギターを弾いてみたり。
イラストレーターになりたくて、投稿活動してみたり。
プログラミングがやりたくて、JavaやCの勉強をしてみたり。
これらを今でも続けていれば、私はどれだけの人間になれただろうか?
言い訳ではないが、大人になると継続するのが本当に大変なのである。
仕事が終わった後、頑張るための元気がもうないのだ。
(仕事中は、「家に帰ったらよしやるぞ」と燃えているのに、家に着いた瞬間、燃え尽きているのは何故なのだろう)
その他、育児や介護がある人もいるだろう。
逆にいうと、ほとんどの大人は頑張れないのである。
大人には強制してくる人もいないし、ゴールも定かではないし、成果発表の機会も中々ない。
良い意味でも、悪い意味でも自由なのだ。
だからこそ、辛いときに踏ん張れる人間。
人が休んでる時に、もう一歩頑張れる人間。
継続できる人間が、成功を収めることができるのではないだろうか?
私も平日はブログを更新しようと決めている。
皆さんもこれを機に、一つでもいいので継続して何かやってみようではないか。